自給畑は、家族で食べる野菜を中心に、自分たちの手で育てる畑です。
季節の野菜や、玉ねぎ、にんにく、じゃがいも、さつまいも、生姜など、普段の暮らしの中でよく食べる育てています。
すべてを自給することを目指すのではなく、できるところから少しずつ。
野菜を育て、収穫し、食べるところまでを、日々の暮らしの中で実践していきます。
暮らしの中に、小さな自給を
まずは、自分が食べたい野菜や、家族が好きな野菜から始めます。
育てる量も、最初からたくさんつくるのではなく、自分たちで食べられる分を目安にします。
たくさん採れたときや、少し余ったときは、家族や友人、ご近所へお裾分けする。
全部を自給しなくてもいいし、野菜ひとつからでも、季節のものだけでもいい。
できるものを少しずつ自分で育てることで、暮らしの中に「自分でつくる」という選択肢を増やしていきます。
自分で育て、自分で食べる
野菜は、店に並んでいる状態だけを見ると、どのように育ったのか分かりにくいものです。
種をまき、芽が出て、苗が育ち、花が咲き、実がなる。
その途中では、草が生えたり、虫に食べられたり、天候によって育ち方が変わったりすることもあります。
自分で育ててみることで、野菜が食卓に届くまでの過程が少しずつ見えてきます。
収穫して終わりではなく、料理して、自分や家族で食べるところまで。
きょうのよはくでは、「自分で育て、自分で食べる」、そんな暮らしを自育自食(じいくじしょく)と呼んでいます。
育てるもの
自給畑では、日々の食卓で使いやすい野菜を中心に育てています。
たとえば、玉ねぎ・にんにく・じゃがいも・さつまいも・大豆・生姜・トマト・なす・きゅうり・キャベツ・ブロッコリー・葉もの野菜などです。
収穫した野菜は、そのまま食べるだけでなく、にんにくや生姜を保存食にしたり、いろいろな使い方を試しています。
味噌づくりも、次回からは自分たちで育てた大豆を使ってつくってみたいと考えています。
畑に合わせて育て方を考える
自給畑では、化学肥料や農薬にできるだけ頼らず、草や微生物など自然の働きを活かしながら育てています。
ただし、自然栽培や有機栽培など、一つの方法だけを正解とは考えていません。
土の状態や日当たり、水の流れ、天候、野菜の様子は畑によってそれぞれ違うため、まずはその場所の状態を見ながら、
必要に応じて手を入れていきます。
特定の栽培方法に当てはめるのではなく、畑の様子を見ながら、その場所に合った育て方を少しずつ見つけていく。
この考え方が、きょうのよはくの「よはく農」につながっています。
野菜だけではなく、畑も育てる
畑は、野菜を植えればすぐに完成するものではなく、草を刈ったり、土の状態を見たり、水の流れを確認したりしながら、
少しずつ整えていくものだと考えています。
実際に野菜を育ててみると、思ったように育たないこともあります。
そんなときは、その結果を見ながら、土や植える時期、育て方を見直して、次の栽培につなげていきます。
野菜だけではなく、その土地に合った畑そのものも、少しずつ育てていきます。
暮らしと畑をつなぐ
畑は、野菜を育てるだけの場所ではなく、暮らしの一部として少しずつ続けています。
季節に合わせて野菜を育て、収穫したものを食べる。
その中で、土や草、虫のことも少しずつ知っていけたらと思っています。
たくさん収穫することだけを目的にするのではなく、自分たちの暮らしに合った形で無理なく畑を続けながら、畑と日々の暮らしをつないでいきたいと考えています。
よはく農について
型ではなく、観察する農。
土と野菜を観察しながら、
自分なりの育て方を見つけていく農。
こども畑について
育てることを、遊びと学びへ。
子どもが育て、試し、失敗し、発見する、遊びと学びの畑。
